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80〜120cm 5匹 サオ頭は16匹   吉田沖夜釣り
駿河湾吉田沖・タチウオ

駿河湾タチウオは5年ほど前にフィーバーしたが、このころ数年は釣れたり釣れなかったりでさっぱり動向がつかめなかったが、今年は11月ごろから、ボツボツと新聞の速報欄にも載るようになっている。

1217日に、釣友の長谷川さんと、大井川港の漁生丸へ試し釣り(?)に出かけた。前日16日、午後11時に名古屋出発、東名は真夜中でも、トラックのオンパレードで、最近の景気回復の実感?を得ながら、吉田IC経由で130に現地到着。途中で休憩しながら、ゆっくり走って2時間半、意外と近いと感じた。
乗合3名で午前2時出発、15分位で最初の釣り場に到着。水深45mで流し釣りを開始する。
暗い間は浅場でタナを広く誘うのだそうだ。当地の仕掛けは大型天秤水中ランプ付でハリス
18号を3mの先にタコベイトを介し、ワイアー(26番位)付の大型タチウオ針の1本針。付けエサは7cmほどのサンマの切り身。水中ランプの色、タコベイトの色をがその時期や潮色によって適宜取り替える。このあたりが、サオ頭とスソとの分かれ道になるようだ。
私は取り敢えずクリアーランプ&濃いグリーンのベイトで始めた。他の
2人も同様のようだ。

最初に釣れたのは左トモの名古屋のお客さんで指3本級、続いて右舷ミヨシの長谷川さんで同じく指3本級、少し間をおいて私にも同級がきた。久しぶりのタチウオ釣りで、道具立てを忘れて、サオが少し固めのものを使っていたため、釣ったというよりは釣れた、と言った方が良い釣れ方だった。
続いての釣れ方に不満なのか船長は、沖へ15分ほど走らせて第2の釣り場へ移動。
水深60m、タナは5030m位を丹念に探ると、50mタナで、指4本サイズが2連続でヒット。長谷川さんも快調に上げだし、中でも指5本級のシッポの先まで計れば、1.3mはあるかと思われる大型だった。私もこの時点では、忘れかけていたタチウオのアタリを思い出したかに思えたのだが・・・。

4時ごろ空が白み始めて、うす暗闇の中で周囲の状況がボンヤリと見えるようになってきた時に大きなタチとは異なるアタリで上がってきたのは50cm近いフグで、何フグかを確かめる前に船べりから逃げていった。船長曰く「トラフグだったら値打ちものだったのになあ」と・・・
今度もアタリがないままに、重い感触で、根掛かりかと思われたが少しづつ上がってくる、10分ほどかけて上がってきたのは、100m以上のPEライン付のルアー針で船上整理が大変で困ってしまった。この辺りでは時折ルアー船も見かけるようで、数か月前に落とされたものだろう、とのことで、釣り以外で大変な労力を使ってしまった。これが敗因かな?

その後は、水深100m以上の場所に移動し、まずまず快調に釣り上げる2人を眺めながら、私は、指3本級を2匹追加するのがヤットだった。7時ごろに魚探のヒューズが飛んでしまった、ということで、早めの沖上がりとなる。本日の釣果は、私が5匹、長谷川さんが16匹、名古屋の人が13匹。私は完全なスソ。
タコベイトは3人ともグリーンで、差は付かないはずだし、強いて挙げれば誘い方のリズムが違っていたのかもしれない。「結構タナは高かったようだよ」と長谷川さんも言っていたが、考えてみれば私が得た5匹は全て底近くだった。次回に生かそう・・・

釣行日 : H251217日(火) 薄曇り ナギ
船宿他 : 大井川港 漁生丸 054-622-3108 乗合3

H25年12月17日(火)