目次へ戻る
トップへ戻る
23〜38cm 20匹 30cm超12匹
春アジ 一服か?・・・
コメント
*柔らかすぎるサオはX
*食いの悪い時は仕掛けテスト
*タモ使用は35cm以上

例年桜の開花時期に足並みをそろえるように活性化する菅島沖の春アジを狙って、菅島のさんよし丸でアパート漁礁と地元で呼んでいる大アジ釣り場に出かけた。この釣り場は前回、40cm級を主体に大漁だった場所で、柳の下のどじょう、を狙った本年2回目の釣行だ。
勢神宮遷宮、桜開花も重なって観光客が多く、私の利用した近鉄特急も満席状態のようだ。

快晴無風ベタナギの好条件み恵まれて、午後12時に鳥羽中之郷桟橋から乗合客7人で出船、今までの平日なら34人がほとんどだったが、大幅増の人員での出航となった。
幸い無風ナギだったので、50分ほどかけて、通称アパート漁礁と言われている、大型アジの巣までいくことが出来た。よほど良い日和に恵まれないと、行けないようで、行けても波が高くて、釣りにならないそうだ。いやが上にも釣欲を刺激してくれる。
仕掛けは天秤鉄仮面80号コウナゴミンチのマキエにイカ短の付け餌でハリス2.5号で全長2.5mの3本針。船支給品は緑スキン付。自分で工夫した針を使ってみるのも面白い。私はカラフルなウィリーで開始することにした。
「水深45m、タナは底から45m上からやってみてください」との船長挨拶で一斉に釣り開始。
1投目からきれいなアタリでシングル、ダブルと3035cm級が釣れだす。私の釣り座は左舷ミヨシだったので、廻りの皆さんの釣れ具合もよくわかるが、全員が同じような釣れっぷりで、針掛かりの悪いものや、大型のものほど逃げられやすい。当日はベテラン揃いで器用なタモ扱いを見せてもらう。
1時間ほどで10匹位キープ出来たが先日のような40cm超は混じらず、ほとんどが3038cm止まりだ。「1時間10匹なら実釣時間4時間として40匹はいけそう」と計算してほくそ笑んだのが悪かったのかその後ピタリとアタリが止まってしまった。船長は「潮がおかしいなー・・」と言いながら、小移動を繰り返して、活性の高い群れを探してくれるが、効果なし。陸上の天候は良好だが、海の中の潮流は荒れ模様のようだ。それとも最近5日間ほど好調に釣れ続いたせいで、根だやしになてしまったのだろうか。仕掛け取り替えの繰り返しに忙しかったが、目ぼしい効果はなかった。

4時頃、アパート漁礁を諦めてやや近場に移動して中型狙いとなった。ここでやっと中型ながらアジの顔を見ることが出来、10匹ほどのアジを追加することが出来た。

反省材料として言えることは、<食い渋り時は慣れた仕掛けに拘らず、自作仕掛けの全てを試してみる絶好の機会となる>ということ。
5月頃の気温と言われた今日でも日が暮れるとさすがに寒くなり、6時に沖上がりとなる。

本日の私の釣果は2338cm大小合わせて20匹、内30cm級以上が12匹。入れ込んで出かけた割には、不満の残る釣果だった。乗合客全員が似たり寄ったりの釣果だった。
桜は開花してから1週間位で満開になる、といわれるが、春アジも桜満開に合わせているのだろうか?
次回は最盛期の大型抱卵アジが釣れることを期待しよう。

釣行日 : H26328日(金) 晴れ ナギ 若潮
船宿他 : 菅島 さんよし丸 0909-2774-8407 乗合7名 中津川の人

H26年3月28日(金)