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30cm、35cm 2匹 他にアヤメカサゴ、ウッカリカサゴも
大王崎沖 中深海オニカサゴ

岡谷鋼機釣りクラブでは3月から12月まで年間10回程度の例会が開催されている。今年3月はマダカ釣りが計画されていたが、荒天のため中止となり、今回の中深海釣りが本年度第1回例会ということになった。
春の天気は変わりやすく、前日410日の大雨は我々が出発してからも降り続いたが、現地到着した頃いは小降りになっていた。参加部員が少なかったのでハイエース1台に7名が乗って名古屋を出発。船着き場の鳥羽石鏡港に朝6時に着く。

今日のターゲットは中深海に潜むオニカサゴ!。船はこの地区では数少ない中深海や深海釣り専門の利久丸を貸切り、まだ寒い中、7人全員がコートの上に合羽を着こんで、乗船した。風は北西風で5,6mの強さだが、釣り場の大王崎沖まで追い風となりそんなに寒さは感じなかった。出船後1時間半ほどで、大王崎沖オニ釣り場に着く。

今日の仕掛けは天秤23本針、ハリス6号の全長1.5m位、針はムツ17号基準、餌はカツオ腹身、イカ、小魚類など、オモリは150号統一。針のデコレーションは何でもあり。サオは73調子の150号オモリに耐えられるのも。私はヤリイカ竿82調子2mで、カツオ腹身とイカ短冊の2本針でやってみることにした。

「水深68m、やってみて下さい」との船長の合図で釣り開始。中深海なら少なくとも100m位はあるだろう、と思っていたが、電動リールのカウンターはやはり70m位で底に着く。
私には2投目ぐらいに、アヤメカサゴが上がったが、硬い竿のせいか、アタリがよく判らない。船長の話ではオニカサゴはオモリを底から1mぐらい切ったところで誘うのが良いと、聞いていたので出来るだけタナを維持しようとしたが、波と船の上下動で相当に仕掛けが動いていたようだ。
右舳にコーチの上田さんが釣り始めた途端に、ウッカリカサゴや良型オニカサゴの連釣を始めた。彼の仕掛けはタコベイトを付けており、ご利益は?と聞くと、カサゴ狙いの時はご利益があるそうだ。その他のノウハウを盗み見ながらだったが、私のサオにも違和感があり、やっとオニカサゴの40cm弱が上がった。海中から見えてくる真紅な魚は何とも美しい花のようだ。お隣の上田コーチはカサゴ狙いだよ、と言いながら、オニカサゴも50cm級を含めて忙しそうに上げていた。
他のメンバーはアヤメカサゴやウッカリカサゴはボツボツ上がるものの本命のオニカサゴはほとんど上がらない。出発前に幹事から「25cm以下はリリースだよ」と言われていたせいかもしれない?

私の本日の釣果は、オニ2匹、アヤメ3匹、ウッカリ2匹。リリースサイズは混じらなかった。
オニカサゴは全船8人で20匹位だった。固体数の少ない魚なので、これ位が適量だったのかもしれない、とは言うものの数、型ともにイマイチだった。
出船時まで降り続いた雨とその後の風波のせい!と思うことにした。

釣行日 : H27411日(土) 曇り後晴れ 強風5
船宿他 : 鳥羽石鏡 利久丸  0596-36-3046 貸切7名 岡谷釣り部員

H27年4月11日(土)