加齢のせいか足腰の痛み、歯痛などのため、1ヶ月ほど釣行していなかったが、好天の連続に誘われて、5月27日(水)に河和のエサマツ丸のウタセ大物五目釣りに出かけた。
潮に合わせたためか、従来は朝8時出船だったが最近は11時出船となっている。
乗合は8名で釣り座は籤引きで、左舷トモにきまる。特等席?かな、と入れ込みながら、途中の答志島でウタセエビを仕込み、伊良湖沖釣り場に12時半に到着。エビエサも配られて投入開始となる。仕掛けはウタセマダイ仕掛け、幹糸6号、ハリス5号を1.5m、3本針だが、エサマツでは接続のクレンサルカンの代わりに透明三方ビーズを勧めているようだが、私の自作仕掛けはクレンサルカンなので、そのまま使うことにした。下糸は3mとった。
「オモリは取り敢えず20号でやってみて下さい」の船長合図で投入開始。殆んど真下に落ち込みリールカウンター21mで底。出船時に船長に電動電源を確認したら「浅場だから手動でOKだよ」と言われて手動で始めたのが正解だったようだ。
しばらくは静かな船上が続き、右隣りの人に巨大ウマヅラやメバル、私にもメバルの27cmと29cmが連続で当たったがそれまでのようで、マダイは誰にも顔を見せてくれない。
小移動後さらに浅場の水深15mぐらいの場所が、第2の釣り場で「左舷の人は5号、右舷の人は10号オモリにしてください」とのことだが5号オモリは準備していなかったので、船長に借りることにした
5号オモリでも、左舷トモの私の場所からは後方に流される。次第に流す距離を長くしていき、最長60mまで伸ばす。隣の人も相当流して、マダイ50cm級、60cm級をあげており、私も焦りながら少しづつ段を付けて流し、50m流したところでやっと大物らしいアタリを拾った、が60cm級のマダカだった。
<五目釣りだからマダカでも良しとするか、それでもマダイも欲しいなあ>と複雑な心境。
その後も私はマダカに魅入られてしまい、62cm、68cm、71cm、と続いた。オモリ5号で50m後方からの引きのせいか、いづれも見事なエラ洗いをしながら上がってきた。しかしマダイは一向に顔を見せてくれず、代わりにクロダイが代理で食ってくれた。隣の名人はその後も68cm級マダイを取り込み、差を見せつけてくれた。殆んど同じ場所で食ってくるのに、見事にマダイとマダカと食い分けてくれたものだ。
こんなに流せない右舷の人やミヨシの人に申し訳ないような気持ちだ。
本日の船中釣果はマダイ45〜68cmが6匹、マダカ58〜71cmが4匹(全部私!)、クロダイ、イシダイ、メバル等々。私はマダカ4匹、クロダイ1匹、メバル2匹だった。これだけでも持ってきたクーラーが小さすぎて、入らず、一部船宿に貰って頂いた。
特等席に座りながら本命マダイ0という厳しい現実を突きつけられた?
釣行日 : H27年5月27日(水) 晴れ ナギ 長潮
船宿他 : 河和 エサマツ丸090-3483-0364 テルミツ船長 乗合8名 須田さん