目次へ戻る
トップへ戻る
嬉しい外道に マハタ、チダイ   菅島沖
イサキ様 最後のお願い! 28匹!

梅雨も明け、台風も去り、いよいよ夏本番となってきた。今年の梅雨イサキもどうやら終盤戦に入ったようで、群れの塊も小さくなってきている気配だ。
快晴無風の730日に釣友の長谷川さんと鳥羽菅島沖のイサキを狙って、最後のお願い?に出かけた。午後便はほとんど釣れないとのことで、朝便に乗ることになり、夜中に出発して朝4時半に赤崎岸壁に着いた。5時にお迎えの菅島のさんよし丸に3人の乗合客と私達2人の計5人で出発した。イサキ釣り場まで約50分の航程。釣り座の準備などでアッというまに現場到着。
周りには数隻の僚船が開始し始めており、我が船も仲間入りして、イカリが打たれる。

私の座る左舷胴の間は幸いにも日陰となり、暑さしのぎには最適の場所で内心ほくそ笑む、が潮の流れが適しているかどうかは別問題?。
道具立は、天秤ラークカゴ小とオモリ80号。支給仕掛けは、ハリス2.5号の全長2.5mでチヌ3号の3本針。先端のみ空バリでオキアミを付け、他はケイムラスキン付でそのままか、イカ短をつけても良い。

「水深45m、底から510m上でやって下さい」との船長の合図で一斉に竿入れ。私は自作の3本全部カラ針の白とピンクのカラー針で始めた。1投目から30cm、25,25cmのトリプルでくる。
幸先良し、と入れ込んだが、次投からはシングルでしか上がらなくなり、5投目ぐらいからは全く姿を消してしまい、サクラダイのオンパレードとなる。
それでも30分ほどで10匹をキープ出来た。まずまずのスタートダッシュが出来た。

左舷トモに座った長谷川さんは自作仕掛けが、イサキに嫌われたようで、最初のフィーバーに乗り遅れたようで、船長仕掛けに変更してからは、順調に上げ始めた。が彼も小型が多いようだ。

今日の潮は左舷トモから右舷ミヨシへ緩やかに流れており、右舷ミヨシ方面が比較的好調と見受けられた。しかし最盛期を過ぎたせいか、型は23cmから38cmとバラバラで、今までのように35cm平均とはならず、全員が25cm級の数が目立つ。
8時半ごろから、私にチダイとマハタの40cm級があがり、さらに水深20mぐらいで竿を止められて、45cm級のサバもきた。この時合では長谷川さんにシイラが掛かり仕掛けを取られたり、右舷トモの三好さんには60cm級のマダイが上がる。ハリス2.5号でよく上がったものだと感心する。
外道?が多くなったが、嬉しい外道のアジは結局誰にも上がらなかった。その後もボツボツの拾い釣りが続き、場所変更直後に2,3匹づつ釣れて後はサッパリ、といった状況が続く。やはりイサキ終盤戦で群れが小さく、散るのも素早いようだ。最後に入った場所で私に良型がトリプル、ダブルと連続ヒットして、沖上がりを迎えた。<終わり良ければ全て良し>?といったところ。

本日の私の釣果はイサキ2338cmを28匹、サバ、チダイ、マハタ各1.イサキのサオ頭は右舷ミヨシの松阪の人で47匹。長谷川さんは最初のスタートダッシュの失敗が最後まで尾を引き、21匹。大物では三好さんの大型マダイが光っていた。5人とも、それなりに満足できる釣果だったようだ。

釣行日 : H27730日(木) 晴れ ナギ 大潮
船宿他 : 菅島 さんよし丸 090-2772-8407 乗合5名 長谷川さん

H27年7月30日(金)