奇声の規制


奇声を規制するのはひじょうに難しい。

奇声を規制しようとすると、興奮して奇声が多くなる。
かといって、奇声をほっといていても、止まらない。



興奮している息子を、止めようとするとよけいに興奮する。
かといって、ほっといても興奮は、止まらない。



どうしようもない。

車が好きでドライブする。
スピード上げると喜ぶが信号で止まると不機嫌になる。



散歩、散歩と言うので、散歩に連れていく
行きは、喜びニコニコだ
帰りは、不機嫌、興奮だ。


このように、自閉症の息子は、どうしたらいいのだ
と、思うときが良くあります。
もちろん、普通でもありますが、それがひじょうに極端だ。


障害と知らなかったら、たんなるワガママな奴しか思えない。

だから、知らない人が息子を見たら
親の教育が悪いとしか、思わないであろう。

たぶん自分もそうだ。


もっと、もっと
自閉症という、障害を知ってもらって、理解してもらって







いつか、いつの日か息子みたいな子でも
安心して、そして平等に生活できる
社会がきますように。





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