親の学園天国



養護学校はいろいろな障害がある子供達がいる。

またその親達もいろいろな考えそして想いがある。


地域の学校に行かせて、地域の子供達に知ってもらい
そして、受け入れてもらえたらいいなと思う人がいる。

またそれとは別に

地域の学校でなく、特別の学校にそう、養護学校がいいと思う人もいる。





僕の気持ちの中でもその二つの相反することが
入れ替わりにやってくる。


がんばろうと思ったときは、地域に

落ち込むと養護学校でよかったと思うんだ。



地域で生活するのは、義務教育では当然のことだし
地域の人達にこんな障害の子もいるのだから、小さいときから
理解してもらいたいなと思ったりする。
どうして隣の家の子と6歳にして違う学校に入れてしまうのか疑問だったりする。





でもな でもな

養護学校に入学するまでの6年間を思い出すんだよな

とても辛く、とても恥かしく、とても惨めな日々。


近所の子の成長に追いつけない息子
公園にさえいることの出来ない息子
男の子だから言葉は遅いよと言われつづけた日
いつも走っているだけの日々

夫婦で泣いた日々


やっと。

そう やっと

世間の冷たい目から逃れれたのは養護学校なのかもしれない。

ここでは、みんな理解してくれる
バカにされなくていいんだ
みんないっしょだよね。

無理して地域と関係をもつことはないよな。



親達の学園天国だ





僕の気持ちの中でもその二つの相反することが
入れ替わりにやってくる。


僕の想いの
正解はどちらだろう


トップへ
トップへ
戻る
戻る