子ども達の危険予知の取り組み研修
〜子どもKYTの進め方〜
1.危険を予知するトレーニング(KYT)
  もともとは、企業で働く人達が災害を無く寸ために具体的に
  進められた手法です。
  その後子ども会活動に導入され、現在は青少年育成分野
  において1技法として活用されています。

2.ねらいと方法
  危険な状況を示しているイラストシートを使い、小グループ
  の話し合いをもとに、4つのステップを通じて、子どもたちに
  危険予知や危険回避について考えさせたりして、全員の
  意識を高める。

  @全員が参加して、チームワークや感受性をたかめる
  Aみんなで危険を発見して対策を考えあい、分かり
   合って行動する。
3.危険予知で期待される効果
  @育成者が一方的に指示する「注意する」のではなく、
   子どもたちがそれぞれ自分の具体的な問題としてとらえ
   やすくなる。
  Aゲーム的要素があるので、興味がわく
  B興味の持てる方法なので、「注意」を良く聞いていない
   というような子どもが少なくなる
  C注意力を喚起し、危険予知と回避能力が高まる
  D具体的な小集団活動の促進と、グループワークの演習
   になる
  E話合いが活発になる
  F具体的な安全教育になる1.危険を予知するトレーニング(KYT)
  もともとは、企業で働く人達が災害を無く寸ために具体的に
  進められた手法です。
  その後子ども会活動に導入され、現在は青少年育成分野
  において1技法として活用されています。

2.ねらいと方法
  危険な状況を示しているイラストシートを使い、小グループ
  の話し合いをもとに、4つのステップを通じて、子どもたちに
  危険予知や危険回避について考えさせたりして、全員の
  意識を高める。

  @全員が参加して、チームワークや感受性をたかめる
  Aみんなで危険を発見して対策を考えあい、分かり
   合って行動する。
4.こどもKYT 基本形4ステップの進め方
  @準備
   a. イラスト(グループ分)、模造紙、マジック(赤、黒、
     グループ分)
   b. グループ編成 大人なら 1グループ 4〜5人程度
              子どもなら1グループ 6〜8人程度
   c.役割分担 進行役1名(必要なら)、記録者1名
           (交代制が良い)
   d. 時間配分
   e. 趣旨説明  各ステップのねらい、方法
   f. 話合いのルール(ブレーンストーミング)発想法
    〓 子どもたちには分かりやすく
       ・批判しない  ・発言は質より量
       ・他人のアイデアを加工 ・全員が自由に発言

  Aねらいと進め方
   ・ 第1ステップ 「危険の発見」(どんな危険が
               隠れているか)
             〓危険を発見し、そこから事故の
               発生を予見する
               十分に時間をかける
    グループ発表をする


   ・ 第2ステップ 「これがポイント」 (特に重要な危険を
              見つける)
             〓大事故に結びつく可能性が高い
               ものを抽出
               危険の査定(影響評価) 
               危険回避への判断
    グループ発表、 指差唱和

   例 1.○○なので**になる
     2.◇◇しているから☆☆する

・第3ステップ 「具体的な対策」(わたしならこうする)
            〓あなたがその当事者になって考える
             (指導者的立場ではなく、参加している
             子どもの目線で考えよう)
             事故防止は、何でもやめさせることだろう
             かどうすればその活動を保障して
             あげられるか考える

   ・第4ステップ 「安全行動への具体策を作る」(わたしたちは
             こうする)
            〓こうすれば安全な活動ができるだろう
             安全に活動するための行動の具体的な目当て
             4ステップの集大成 スローガン作り
    グループ発表、 指差唱和

   例 1.○○なので**になる
           ・・・・・・・・・・  (対策を記入)
           ・・・・・・・・・・
           ・・・・・・・・・・
BKYTシートの特徴
   ・ 時間を止めているので、事故予測のトレーニングが
     しやすい。
   ・ 危険が変化し状況が刻々と変わることを、読みとる
     必要がある。
   
4.こどもKYT 基本形4ステップの進め方
  @準備
   a. イラスト(グループ分)、模造紙、マジック(赤、黒、
     グループ分)
   b. グループ編成 大人なら 1グループ 4〜5人程度
              子どもなら1グループ 6〜8人程度
   c.役割分担 進行役1名(必要なら)、記録者1名
           (交代制が良い)
   d. 時間配分
   e. 趣旨説明  各ステップのねらい、方法
   f. 話合いのルール(ブレーンストーミング)発想法
    〓 子どもたちには分かりやすく
       ・批判しない  ・発言は質より量
       ・他人のアイデアを加工 ・全員が自由に発言

  Aねらいと進め方
   ・ 第1ステップ 「危険の発見」(どんな危険が
               隠れているか)
             〓危険を発見し、そこから事故の
               発生を予見する
               十分に時間をかける
    グループ発表をする

・ 第2ステップ 「これがポイント」 (特に重要な危険を
              見つける)
             〓大事故に結びつく可能性が高い
               ものを抽出
               危険の査定(影響評価) 
               危険回避への判断
    グループ発表、 指差唱和

   例 1.○○なので**になる
     2.◇◇しているから☆☆する

5.安全教育のサイクル
  @子ども危険予知トレーニング
     危険とつきあう知恵を学ぶ
              (危険の存在への気づき、
               安全行動に対する気づき)
     〓危険を予知する(発見し、把握する)
     〓危険を回避する(判断し、対処法を考える)

  A実際に活動する
     活動を通じて危険に対する感度をアップさせる
     〓見て聞いて危険を感じる 危険は隠れている、
       危険は変化する
       活動を通じて安全行動のあり方を体験する

  B活動をふりかえる
     ヒヤッとした、どのように行動した  そして、
     これからどうしたらいいか
     〓「自らの力で安全を守る」 意識の高まりを期す

  C安全教育の励行と、安全意識の恒常化
     安全教育をすることは大切、でも安全教育が
     守られていることがもっと大切

  D新たな活動へのチャレンジ(新たな危険予知と回避)
 
4.こどもKYT 基本形4ステップの進め方
  @準備
   a. イラスト(グループ分)、模造紙、マジック(赤、黒、
     グループ分)
   b. グループ編成 大人なら 1グループ 4〜5人程度
              子どもなら1グループ 6〜8人程度
   c.役割分担 進行役1名(必要なら)、記録者1名
           (交代制が良い)
   d. 時間配分
   e. 趣旨説明  各ステップのねらい、方法
   f. 話合いのルール(ブレーンストーミング)発想法
    〓 子どもたちには分かりやすく
       ・批判しない  ・発言は質より量
       ・他人のアイデアを加工 ・全員が自由に発言

  Aねらいと進め方
   ・ 第1ステップ 「危険の発見」(どんな危険が
               隠れているか)
             〓危険を発見し、そこから事故の
               発生を予見する
               十分に時間をかける
    グループ発表をする

   ・ 第2ステップ 「これがポイント」 (特に重要な危険を
              見つける)
             〓大事故に結びつく可能性が高い
               ものを抽出
               危険の査定(影響評価) 
               危険回避への判断
    グループ発表、 指差唱和

   例 1.○○なので**になる
     2.◇◇しているから☆☆する
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