子どもの安全力を高める方法と地域力
● 概要
    1.子どもを取り巻く様々な危険
    2.安全教育とは何か(目的・内容・方法)
    3.発達に沿った0歳からの安全教育〜生涯学習活動への連動
    4.被害事件検証と子どもの力および対策
      (1)未就学児の場合
      (2)小学生の場合
      (3)中学生・高校生の場合
      (4)大学生の場合
    5.防犯教育から安全教育へ
    6.犯罪の特性と犯罪者心理
    7.地域のつながりと安全教育


●  1.家庭地域・学校が分担して連携する
     地域の物理的環境

   安全・安心な社会を創るサイクルは

   0歳の頃・・・・・・・・・ 大切な自分にていく
   目標は5歳の頃・・・・自分の安全を守れる様になる
   13歳の頃・・・・・・  他人の安全も守れる様になる
   高校生の頃・・・・・・ 次代の安全リーダーの養成が出来る

   子どもに身に付けたい力は
    危険を避ける力
    危険を予知する力
    人と手を組む力
   
● 2.市民性を育む教育

   (1)市民とは誰か・・・
     「みんなとこの街に安全・安心に暮らし続けるために、私には何ができるか」
     を自ら問い、行動できる人

   (2)他人の安全のために・・・

   1) 危機離脱を支える力

      心と体に力を付けよう

     体・・・状態に対応できる身体能力
     心・・・大切な自分
         大切で好きな人の存在

● 3.発達に沿った0歳からの安全教育

    未就学児の被害
    3歳児誘拐殺人事件

   (1)大原則

    判断できない幼い子どもに判断させてはならない

   (2)児童
    全危機被害遭遇体験
    疑視・声かけ・つけまとい・身体露出・身体接触・追いかけ

   (3)場所
    通学路、集団通学

   (4)やりやすい・やりにくい・とっさの行動

    伝える・・・叫ぶ・ブザーをならす
           誘いを断る

    求める・・・走って逃げる・110番の家などにかけ込む・近くの人に助けを求める

    何もできなかった・・・全体の 19.8%
                 低学年女児 63%


● 4.子どもの意思決定距離

    にげる意思決定をする距離は子どもは4〜12mで相手を意識して
    0〜2mまで接近してきた時に危険を感じて逃げる。

    伝える・断る
    音・光・人・ブザー・大声

    (1)子どもは不審者をどう認知するのか
      何によって違和感や危機を感じるのか
      
      低学年・・・・危機自体ががわからない
      中学年・・・・格好が変だった、なんとなく
      高学年・・・・具体的な相手のアクションによって判断

      大人と子どもの視野はこんなに違う

      大人・・・・ 通常90度   最大150度
      子ども・・・・通常70度   最大120度

● 5.中学生の被害事件と対策
     子どもの力

     高校生・・・・部活の帰り、ライトがない所で被害、通学路として使わない
             疑視・声かけ・つきまとい・身体露出・身体接触、30%ぐらいある。

     女子大生誘拐殺害事件・・・・バイト帰りに被害

● 6.犯罪の特性と犯罪者心理

     犯罪発生の3条件  同じ時間・空間において
     
     (1)犯罪
     犯意ある行為者・・・・相応しいターゲット・・・・監視の者の不在

     なぜ人は犯罪をとどまるのか、社会的絆の理論・・・・大切な人とのつながり
     bond theory

● 7.0からの安全教育

    相応しいこと・心
    パーソナルスペース(私の空間)を基準に
    「人と人」「人と人」との間に心地よい空間を作り出す距離

    人・・・・人の距離1.2m   




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