クワガタムシの大きな特徴は、角や牙のように見える大きなアゴで 
このアゴの特徴から、ノコギリクワガタ、ヒラタクワガタ、オオクワガタ等に区別  
される。 
クワガタムシは、クヌギなどの樹液を舐めて生活しています。 
樹液を食料としている虫は他にも多く、いい餌場を確保する為に、クワガタムシは 
大アゴを使って戦います。 
また、クワガタムシは、上手に飼えば数年飼育する事が出来ます。 
現在では、自然のものは少なくなってきましたが、クヌギやコナラがある 
雑木林で採集できるところもあります。 
クワガタムシの幼虫は、クヌギなどの朽木の中で1〜3年過し、初夏から夏にかけ 
成虫になります、初秋に羽化した成虫はそのまま朽木の中で冬を越して 
翌年の初夏に外に出ます 
クワガタムシは、このように長い年月をかけて成虫になります。 
この間に、環境の変化や山林の開発などで、どんどん数が減ってきています。 
また、カブトムシのように簡単に養殖ができない為、クワガタムシには高価な値段が 
つくのです。 
しかし近年では、飼育用品の開発で、誰でも手軽に飼育できるようになりました。 
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