カブトムシの大きな特徴は、牙のように見える大きな角で 
クワガタムシと同様クヌギなどの樹液を舐めて生活しています。 
樹液を食料としている虫は他にも多く、いい餌場を確保する為に、カブトムシは 
大きな角を使って戦います。 
また、カブトムシは簡単に飼育ができ、幼虫を取ることも容易に出来ます。 
現在では、自然のものは少なくなってきましたが、クヌギやコナラがある 
雑木林で採集できるところもあります。 
カブトムシの幼虫は、腐葉土の中で約半年過し、初夏から夏にかけ成虫になります 
羽化した幼虫は、2〜3週間で成熟し交尾して新しい子孫を残し一生を終えます。 
クワガタムシのように越冬する事はありません。 
環境の変化や山林の開発などで、どんどん数が減ってきています。 
しかし近年では、飼育用品の開発で、誰でも手軽に飼育できるようになりました。 
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