人はなぜ生きたいと思うのだろうか。
やりたいことがまだ沢山あるから?
死ぬのは怖いから?
人それぞれあるのだろう。
欲望は人にとってつきることはなく、それは生きるための希望でもある。
欲がなければ生きることに無関心になり、欲が多ければ多いほどこだわるのだろう。
永遠につきることのない生命の源ともいえる。
でも、永遠の命が手に入ったとき、最大の欲望が永遠だとするのなら、これ以上のものはないのに。
最大を手にしてしまったら、あとはどうすればいい?
ならば結局、それはかなわぬ夢としておいたほうがいいのかもしれない。
かつての自分のように、手に入れようとして生きてきた時がどれだけ尊いものか。
今ならあの時に戻りたいと少し思ってしまう。
でも、俺は戻れないし、以前とは違う希望があるから。
昔も、今も、これからも……ずっと、ずっと。目指していくものを持ったから。









一つの詩に2つ分の想いと希望を乗せて    ……









「空が青いね」
  ああ。












ねえ、知ってる?

この空の上には天人がいて

いつも詩を詩っているんだよ…

何処までも澄み渡る

あの

綺麗な音色で