1/200  海防艦 第22号   製作開始 2016−6    完成   2018-1
         
  

模型全長30cmほどの 小型艦を作ってみます   船型は直線化された戦時急造艦  資料が少ないため 一部推定で製作した

光人社 日本の軍艦 別巻1海軍艦艇図面集を使いました  毎度のとおりパソコンで 1/200の寸法に縮尺して 原図を作りました

正面線図から 肋骨になるパーツを製作  終戦に近い時期に作られたため 船体が直線で構成されていることがわかる

3mm厚のベニア板から 切り出した肋骨

竜骨に乗せてみる

小型艦ではあるが 製作工程は同じ

船体のねじれを避けるため 甲板を先に張る

直線で構成されているので 工作が楽   
船底は一枚板

構造物をプラバンで作る

主要な構造物完成
後ろは 製作中の 隼鷹

カッターを作る 
まず木型を作り サランラップを巻く

ケント紙を2mm幅に切る

船底から一本ずつ張っていく  ピンバイスは「取っ手」

木型に張り合わせ 完了       乾燥待ち

余った部分をカットする

船尾にケント紙を張る 

カッターの完成   木型とツーショット

細部の構造物を仮おき 

後方アクリルケース内は駆潜艇8号 「おとなの秘密基地」に出演)

カッターは兵員輸送、救助、運搬、錨作業などに使われた 外板は12mmのヒノキ板を鎧張りした
この張り方をクリンカー張り という

船首に「スリップ止め」を張る

寸法を間違えたため 急遽 甲板に3mm厚の朴板を貼り付ける

甲板上の 構造物が ほぼ完成

船尾に爆雷運搬軌道 を作る

右舷は駆逐艦 竹     撮影 2017-3-10

構造物 が ほぼ完成

撮影 2017−3−10

艦尾の爆雷投下機 図面がなく 推定で製作

リノリュウム塗装      サンデーブラウン(19)とウッドブラウン(43)を1:1で混合する

艦橋の背面は図面ではよくわからない  他の類似艦から推定で製作

リノリュウム押さえは 金色のマイラップテープを0.3mm位の幅に切って製作  完成後つや消しクリアーを吹く

手摺が未加工 

アンテナ 手摺 を除き ほぼ 完成

マストからロープ類を引き出す   (薄茶色の #90 ミシン糸を使用) 

マスト周辺 完成    手摺のスタッドは0.2mmφの鋼線を使用     チエーン部分は 0.1mmφの軟銅線 を瞬間接着材で接着した
 

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