1/200  矢矧 (やはぎ)の製作記録         08-1-15 製作開始  08−4−16完成

駆逐艦が完成したので今度は 「矢矧」を2隻 同時製作することにしました  市販の部品は使わずすべて手作りすることにします。   

使用する図面は 光人社 「写真日本の軍艦 別巻1 海軍艦艇図面集1」 昭和18年の「矢矧」 作図 水野三郎   縮尺が1/269のため パソコンを使って1/200に倍率を直した図面を作って原図とします 

   

08ー1ー15 製作を開始 船体の材料は10mm厚のアガチス材(朴材を使いたかった) 費用は¥1000ほど   接着剤は「セメダイン木工用」 
船首、船尾は 木ねじで仮固定 (乾燥してから抜き取り ねじ穴を埋める)
  図面から厚紙でゲージを作る   鋸で切れ目を入れて荒削り

   

船首は デスクグラインダーで削る 作業性はよいが危険な作業  1号艦の船体完成   木ねじを抜き取った穴が見える 1月18日 3日
間で2隻の船体がほぼ完成  ここまでは割合簡単   上部構造物の製作


   

艦橋は図面だけでは形状をつかみにくいので厚紙で作ってイメージを見る  コピーを貼り付て部品を切り出すと正確に製作できる
「三座水偵」の風防は後で削り取り透明なプラ板で作りなおす
 艦橋と製作する魚雷発射管  98式8センチ連装高角砲(薄板を張リ合わせブロックを作る)

   
 
仮おき状態 呉式2号5型射出機 木型を作って量産 材料は0.3mm厚のプラ板  接着剤は「ラッカーシンナー」を使う
「すべり止め」は市販品を使わず 教科書どおり ドライバー を加工して工具を作り「紙」を押し出して作った
 ライフカッターは 木型にラップを巻いてケント紙の帯を貼りつけてクリンカー張りを表現する


   

羅針艦橋の天井は推定で「ビーム」と「ガーター」を表現した  羅針盤艦橋内には双眼鏡、羅針盤、伝声管などを あらかじめ工作して取り付けておく(既製品は使っていない)08-2-3 
普通は市販品を使う「梯子」を作っているところ フラックスは塩化亜鉛飽和水溶液 ハンダは一般的な6:4 リノリュウム押えは ニチバン装飾用テープ商品名「マイラップ」  0.8mm巾に切って9mm間隔(実艦は1830mm)で貼り クリアーラッカーで剥がれ止めをする

   

3連装機銃  3mmワッシャーを台座にして作った  (資料は 軍艦メカニズム図鑑 日本の巡洋艦)08-3-14  大きな部分はほとんど完成  魚雷は3mmφのアルミ棒から削った マストにロープやアンテナを張る

 
 

アンテナ線を整合器に引き込む  手摺はすべてハンダ付け 
2隻を同時進行で製作   期間約4ヶ月(1隻なら3ヶ月位?)アクリルケースを通販で特注した(一番高価)完成!

 







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